ベランダの鳩に困り果てているなら対策をしてみよう

一軒家

翌年以降の被害を防ぐため

蜂

3〜5月は女王や幼虫のみ

アシナガバチの巣は、冬眠後の女王によって作られます。アシナガバチの女王は、前年の秋に交尾を済ませ、冬眠しながらお腹の中で卵を作ります。そして翌年の3月頃に冬眠から目覚め、小さな巣を作り、そこで産卵するのです。その卵から幼虫が孵化し、成虫になるのは6月頃です。その後は、生まれた成虫も巣作りを手伝うようになるので、アシナガバチの巣は急速に大きくなっていきます。しかも女王と異なり外敵を襲う性質があるので、駆除のために近づいた人は、刺されることがあります。したがって駆除は多くの場合、アシナガバチの巣が小さい3〜5月のうちにおこなわれています。この時期には女王や幼虫しかいないわけですから、殺虫剤を巣穴の下から噴霧するだけで、簡単に駆除できるのです。

女王を守るため凶暴に

アシナガバチの巣では、8月頃に多くの新しい女王が誕生します。この女王によって翌年以降の産卵がおこなわれるので、アシナガバチは種族保存のために、女王を必死に育て、守ります。質の良い餌を集めたり、巣の周辺で厳戒態勢をしいたりするのです。餌集めおよび護衛の邪魔となるものには、容赦なく攻撃します。つまりアシナガバチの駆除は、8月頃におこなうことが最も危険と言えるのです。とはいえ放置しておくと、女王が無事に育ち、秋以降に冬眠に入ります。他のアシナガバチは寒さで死滅しますが、冬眠した女王により翌年には再び巣が作られることになるのです。これを防ぐためには、その年のうちに女王ごとしっかりと駆除しておくことが大事です。全身の肌を隠した上で、殺虫スプレーをアシナガバチの巣全体に使用すれば、巣そのものを撤去することができます。